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≪第二回講習会報告≫
2006年5月4日(祝日)、昨年12月に続く第二回目の講習会を文京シビックホールにて開催いたしました。ゴールデンウィークの中、京都や岐阜、三重などからもご参加いただき総勢50人という大規模な講習会となりました。
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第一部は、日本における中医学の第一人者である浅川要先生に講義を行っていただきました。
中医学の基礎的な考え方の講義から始まり、「舌診」の解説まで、限られた時間の中でわかり易くご説明いただきました。なかなか見ることのできない貴重な資料や、実際の舌診データ写真なども大変参考になるものでした。 |
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第二部は、受講者の方にモデルになっていただいて、吸玉療法の基本操作や具体的な症状に対するアプローチの実技を行いました。
吸玉療法のあまり知られていない奥深い効果や、基本のつけ方をモデルになった方に体感していただきながら解説を行ったり、交通事故の後遺症に対しての吸玉療法を見ていただきました。
また、吸玉の新しい施術法である「吸玉スライド法」を、特徴や利点の解説とともに行い、参加者の方々にも体感していただきました。
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今回の講習会は、鍼灸師、整体師、看護士、エステティシャン、サロン経営者、そしてご自宅で吸玉療法をされている方、と様々な立場の方にご参加いただきました。
第一部では、治療家の方でもなかなか耳にする機会のない、中医学の講義を講師の先生を招いて行いました。
中医学の世界は奥が深く、全てを理解することは難しいのですが、人の体からいかにして有効な情報を得るかということは、人の体に接するうえで非常に重要になりますので、大変貴重な講義となりました。
また、第二部の吸玉実技講習会では、吸玉の基本操作から実際の症状に対しての治療法といった、実技を主体とした講習を行いました。
この講習会で行った診断法や吸玉での治療法、新しい施術である吸玉スライド法を参加者の皆様が実践の場で活用し、有効なものにしていただきたいと思います。
そして今後もこのような場を設けて、皆様と共に吸玉の可能性を見出していけたらと思っております。 |
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